ゾイドジェネシス 最終話 「再生」 |
○今週のみどころ
・バイオティラノの強さ
・ミステリアスなデッドリーコング
・エヴォルトの謎
○感想
完全悪ジーンとの最終決戦の回!
ムラサメライガーに向けバイオ粒子砲を充填するバイオティラノ。
それを阻止すべくティラノに攻撃を仕掛けたのはソウタの駆るランスタッグ。
大剣でティラノの口内を狙うが、充填をキャンセルしランスタッグを捕まえる。
今度はソウタのピンチ。コックピットを踏みつぶされそうになったとき、
上空よりフェルミのバイオプテラが急速降下。その勢いで火炎弾を放ち、ティラノをひるませる。
いったんティラノから離れ大きく旋回し、ソウタを助けるべく再度急接近。
が、ティラノはランスタッグの大剣をもぎ取り狙いを定めプテラに向け投擲。
プテラの腹部に命中し、フェルミはプテラとともに墜落、そして爆発。
フェルミが死んでしまったー!?ショックを受けたのはソウタだけではないだろう・・・
ここでようやく動くようになったムラサメとソウルタイガー。
互いにティラノの側面から攻めるとみせかけ、ソウルがランスタッグをつかみ離脱。
何とかソウタを助けたものの今度はバイオラプターの大群が!その数は戦場を埋め尽くすほど。
それに加え粒子砲の威力を目の当たりにした兵たちに動揺が広がり戦況が不利に。
粒子砲を破壊すべくハヤテとソウルがスピードを活かし攻める。
が、ティラノには全く歯が立たず。そんなルージたちに向けジーンは粒子砲を発射!
そこへ現れたのがザイリンの駆るバイオヴォルケーノ。ヴォルケーノも粒子砲を発射!
ティラノの粒子砲の軌道を変え、さらにティラノの粒子砲発射口も破壊に成功!
これを機に討伐軍がいっせいに攻撃を開始。が、それでも余裕を見せるジーン。
ティラノに向け真っ先に攻撃を仕掛けたのはソウルタイガー。
しかしソウルタイガーはゾイドコアを貫かれ沈黙してしまう。セイジュウロウ、リタイア。
また、ケーニッヒウルフがロングレンジで射撃をするが、やすやすとガードされてしまう。
異常なほどの強さを見せるジーン。強すぎ・・・。
ジーン側もバイオトリケラ、バイオケントロを含む多数のバイオ部隊で討伐軍を攻める。
飛行していたコトナのレインボージャークもトリケラの角に捕まり墜落してしまう。
コトナを守るためガラガはデッドリーコングの封印解除!
シーザーアームを突き出し敵バイオゾイドの中を突き進む。十体ぐらいまとめてバラバラに!
その勢いのままティラノに攻撃。しかし、いとも簡単に腕を押さえられコアを貫かれてしまう。
機能が急速に衰えながらもティラノをくい止めようとするコング。
そこへ数体のケントロが現れ、コングとジャークに向けとげとげミサイルを発射!
体を広げジャークの盾となりコングは仁王立ちしたまま沈黙する。
ついで攻撃を仕掛けたのはヴォルケーノ。アクロバットに動きコアに角を突き刺すが浅く、
ティラノの尻尾に吹き飛ばされてしまう。
コレまでの攻撃で相当ガタがきているとみたロンはルージとともにティラノに攻め込む。
バンブリアンが高く跳び、2本の槍とモーニングスターを放つ。
が、ティラノはその槍をつかみ止め、バンブリアンを捕らえ盾にされる。
ルージはこれに躊躇し、その隙をつかれムゲンのコアを貫かれてしまう。
エヴォルトが解け沈黙するムラサメ。見せしめとばかりにルージごと葬ろうとするジーン。
そこへ、ルージを守ろうとミィのランスタッグが立ち向かう。
が、ランスタッグでは歯が立たず、角を折られ、胴体ごと咬みちぎられそうになる。
ミィを守りたいと必死に切望するルージ。
ここでルージは昔のことを思い出す。
自分がゾイドを動かせないことに悲しみムラサメの大剣に一体でも動かせるゾイドを!
と願う姿。その願いを聞き入れてのがムラサメだと悟り、もう一度動いてくれと願う。
すると、ゾイドコアが再び活性する。
エヴォルトとは自らをいったん解体し再構築するものらしく、ムラサメには超再生能力をもっていたのだったのだ。
今にも噛み砕かれそうになっているランスタッグを助けるムラサメ。
復活したムラサメにさすがのジーンも驚く。
そこへ、ゾイドコアを貫かれたはずのコングも現れる。コングはゾイドコアを2つ持っていた。
さらにヴォルケーノも現れ、コングと一緒にティラノを押さえ込もうとする。
が、2体はティラノの腕に捕まり、再び盾にされてしまう。
このままでは攻撃できない。と、そこに現れたのはソードウルフ!ラ・カンは生きていた!
つかんだ腕を斬りコングとヴォルケーノを解放するウルフ。
そして、ムゲンへとエヴォルトし2本の刀をクロスさせティラノのコアごと胴を真っ二つに!
ティラノが爆発すると、まるで捕らわれていたかのように戦場のバイオゾイドの中から魂が解放されていく。
戦いが終わり、ラ・カンとの再会を喜ぶミィたち。
ラ・カンが生きていたのはトリケラのバリアーのおかげだった。
みんなのまえで戦争の終結を宣言するルージ。そして、ジェネレーターを修復すべく故郷の村へとも戻っていった。
というわけでいよいよ最終回を迎えてしまったゾイドジェネシス。
最後ということでこの回はほとんど戦闘ばっかでしたね。見応えはありました!
(エピローグがもうちょっと欲しかったかな。)
それにしてもジーンは強かった、卑怯なぐらい。が、ここで一つ疑問が!
最強ともいえるバイオティラノの粒子砲「神の雷」。でもそれ以上にバイオトリケラのバーリアの方が頑丈なのか?直撃じゃなかったからなのか?ま、ラ・カンが生きていたからいっか。
フェルミが死んじゃったーって事以外はハッピーエンドってとこでしょうか。
そんなわけで放送は終わってしまったけど今後ゾイドが衰退してしまわないよう祈ってます!